◇(運動・感覚)…ボッチャに挑戦し、巧緻性を高めよう！
「ボッチャってどんなんだったっけ？」と声が何人かから聞こえてきました。以前のハグハグの活動に参加したことがある子は説明を聞き「あ～それな～」と思い出した様子でしたが、初めての子は「え？何それ楽しいの？」とイメージがわかない様子が見られました。
ボッチャのコートを作ると待機場所からどんどん前のめりになり興味津々。１列に並び１チーム３人の計６人で順番に取り組んでいきました。白い球(目印)をめがけて１人２球ずつ転がし、白い球の近くで止まると「おぉ～!!」と歓声が、反対に全然違うところで止まってしまうと「あ～ぁ…」と落ち込む声が揃って聞こえてきました。始めは力加減が難しく苦戦する子が多かったですが、回数をこなすごとに上手になっていき、子どもによっては転がす前にオリジナルの神頼みコールをしている子もいました。
あっという間に終わりの時間になってしまい名残惜しそうな子どもたち、最初から最後まで大盛り上がりでしたよ！！
◇(イベント)…クリスマス会☆みんなで協力して盛り上がろう！
待ちに待ったクリスマス会。入室するとすでに美味しいにおいが室内に充満しており、子どもたちのモチベーションはぐんぐん上がっていきました。
皆が揃ったらクリスマス会スタート！！絵本が大好きなスターの子どもたち。今年はテーマを『ピヨピヨメリークリスマス』という絵本をイメージして準備したので、始めはスターの色々なところにかくれているピヨピヨを探していきました。思っていたよりあっという間に見つけることができていました。
次に、たくさん練習した『ジングルベル』と『もろびとこぞりて』をハンドベルで演奏していきました。全員が２曲とも参加できるよう何回か演奏し、練習の成果を発揮することができました。
その後、午前中は椅子取りゲームやビンゴリレーをして過ごしました。勝ち負けで気持ちがモヤモヤしている姿の子が何人か見られましたが気持ちを切り替えながら参加しました。
たくさん遊んだ後は待ちに待った昼食。ミートスパゲティーとピザを食べました。自分が食べられるものや食べきれる量を考えて受け取り完食することができていましたよ。
昼食後はお腹休めに映像を鑑賞し、その間に指導員はゲームコーナーの準備をしていきました。午後からのゲームは、紙コップツリー倒し・ゴルフボールで紙コップ起こし・クリスマスツリー玉入れ・輪投げの４つです。４グループに分かれ１５分ずつ交代して順番に回っていきました。どのゲームにも苦戦する子どもたちでしたが、それぞれ設定してあるクリアの基準を目指して何度も何度もチャレンジしていました。中には途中で悔しい気持ちで心がざわざわしている姿が見られる子もいましたが、諦めずチャレンジし続けておやつまでの時間楽しく過ごせたように思います。
おやつはチョコパイ、プチシュー、ホイップ、アポロなどのチョコをクリスマスっぽくデコレーションした甘々なおやつを食べました。口の周りにホイップが付いて幸せそうな表情の子どもたちでしたよ！！
その後はハグハグサンタを呼びプレゼントをもらいました。中が気になりすぎて自分の席に戻るまでに歩きながら中身を確認している子どもたちでした。
楽しかったクリスマス会も終わり、自由活動でも思い思いに遊び笑顔のまま帰りの会となりました。
荷物がいっぱいで帰りの車でも笑い声が止まらないスターの子どもたちでした！！
◇(制作活動)…しめ縄を手作りし、新年を迎える準備をしよう！
「しめ縄って何～？」と言うところから始まったこの日の活動は、午前と午後に分けて制作を行っていきました。午前中、まずは来年の干支の午と達磨が合体した飾りを作っていきました。画用紙に達磨の形と馬の顔の部分の型を押さえながらえんぴつで線を引き、ハサミで切る。あらかじめ切ってある鬣などのパーツと、先に切っておいた達磨や午の顔を貼り合わせてから目や鼻などを描いていきました。鬣が達磨から生えていたり顔の鼻から下の色が青になっていたりと、個性豊かな午が完成していました。その後、順番に紙紐の束３本を捻じっていく作業を行いました。今回の活動で一番の難関で、なかなか根気がいる作業でした。捻じった手を放してしまい「あ～せっかくここまでできたのに～…」など気持ちが沈んでしまう場面も多々見受けられましたが、少人数で順番に取り組んだことで指導員がしっかりとフォローすることができ、全員が自分のしめ縄を形にすることができていました。午後からはその他の飾りの制作で、扇・花飾りを作り、あらかじめ切ってある松竹梅の飾りと一緒に縄につけていきました。
「あ～疲れた」と疲労感たっぷりの声色の中にもやり切った達成感の声色も混ざっていたように感じました！！
2026年も元気に過ごせるように気持ちを込めて作ったしめ縄。一人一人頑張って完成させたしめ縄が、ご自宅に飾られ新年をお迎えいただけると嬉しいな～と思います。
2025年、たくさんの笑顔や悔しい顔、子どもたちの成長をたくさん感じられる一年でした。保護者の皆様のご協力に支えられ無事終えることができます。心から感謝申し上げます。2026年も子どもたちの成長や自立に向け、指導員一同努力してまいりますので、なにとぞ変わらないご理解、ご協力をよろしくお願い致します。
