約１年ぶりの活動です。この日初めて挑戦する子もいましたが、難易度の調整もしやすく、分かりやすい活動でもあるので、参加してくれた子は皆楽しく取り組むことができました。

活動の前に、的となる段ボールの装飾を、皆で作りました。一部の子がリーダーシップを発揮し、「ここはこうしよう」などと、他の子どもたちをうまく束ねてくれていました。そうして子どもたちだけで協力し合い、作ってくれた子どもたちのらしさ溢れる、素敵な飾りができました。

フリスビーのルールは2種類用意しました。一つは段ボールの側面に開いた穴に投げ込むもの。もう一つは、蓋の空いた段ボールに投げ込むというものです。加えてその２種類ともに、バランスストーンの上に立ち、バランスを取りながら試投します。言葉で説明すると然程難易度は高くはないように聞こえますが、思い切り投げると的を飛び越し、弱く投げすぎるとゴールに届かず、繊細な力加減が求められるという、中々のハイレベルとなっています。初めて挑戦する子は手前から挑戦し、自信を付けながら少しづつ遠距離からの試投に挑戦する様子がありました。一方で、この活動を何度か行っている子たちは、最初から長距離試投に挑戦し、活動を大いに盛り上げてくれました。

多くの子が「どこまで遠くから成功できるか」と、難しい課題にトライしていく様子がかっこよかったです。

子どもたちに人気の活動です。今回は普段のスクーターボードの活動とは少し趣向を変え、コースを用いてみました。

床に描かれたコースを、スクーターボードに乗って自分で進むという、シンプルな内容です。簡単そうに見えますが、実際にやってみると腕の力をかなり使い、進むことに気を取られているとバランスを崩して前に倒れてしまったり、バランスが悪くなって進まなくなったりします。

最初に取り組んだ際は、見た目以上の難しさに「こんなん、行けるかぁ？」と、弱音を吐いたり、コース途中で「あぁ～疲れたぁ～」と、休んだりする子もいましたが、２回３回と回数をこなしていくうちに、コースや難易度に慣れていき、進むペースも早くなっていきました。

力の強い高学年は、ぐんぐんスピードをつけて素早くゴールを目指すのかと思いきや、以外にもコースのラインに触れぬよう、丁寧に進めてくれていました。「トラックの運転のイメージや。」と分析し、曲がり角も器用に曲がってくれていました。

この日も暑かったですが、水分補給をしっかりしつつ、暑さに負けぬくらい頑張って体を動かす元気な子供たちの姿がありました。

先週の調理実習とは違い、この日はおやつを皆で作りました。パフェに入れるフルーツやお菓子、アイスを皆で準備し、ビュッフェ形式でオリジナルのパフェを作りました。

役割を３つに分担しました。フルーツを切る係、アイスを分けたりする係、お菓子を分ける係の３つです。

フルーツを切る係は、主に高学年が担当してくれました。パフェに入れた時に食べやすく且つ「映える」ように、一口大の丁度良い大きさに切り分けてくれました。包丁の扱い・手際の良さ共に、流石頼れる高学年、といった感じです。

アイスの係は、アイスを小分けするだけでなく、クッキーを砕いてバニラアイスと混ぜ、クッキーバニラアイスを作ってくれたりもしました。市販のクッキーバニラアイスではなく、自分たちでひと手間加えて作ったことによって、より一層美味しく感じられるモノになりました。

お菓子を分ける係は、最も簡単な仕事ではありますが、パフェを作る際に『「これを入れたいなぁ」と思えるように、おしゃれにお皿に並べてみよう』と、一声かけると、子どもたちはとても真剣に、丁寧にお皿に並べてくれていました。中には、棒状のチョコレートを、キャラクターのシルエット型に並べるなど、かわいらしい工夫も見られました。

いざ盛り付けが始まると、とても楽し気に、それぞれのらしさ溢れるパフェが次々と出来上がっていきます。そんな中でも、他の友達のことを考え、自分の好きなモノを取りすぎないように配慮しながら、盛り付けを行ってくれました。

パフェを食べる子どもたちの幸せそうな顔で、こちらまで幸せになれそうです。