◇微細運動…ひも通し・ひも結びをして、ハロウィンの飾りを作ろう!
今年もこの時期がやってきました。ハロウィンパーティに向けて、子どもたち自らハロウィンの雰囲気を作っていきます。
かぼちゃやお化け、コウモリと言った、ハロウィンから連想されるものを画用紙で型取り、ひもを通したり、更に画用紙で顔を作ったりしました。
これまでに色々な制作活動を体験してきた子ども達は、ハサミの使い方一つ取っても、成長が感じられます。怪我をしないように丁寧に且つ、これまでよりもスムーズに画用紙を切ることができるようになっていました。
また、お手本に囚われない、オリジナルな模様を描いたり、目玉を飛び出させるようなものを作ったりと、子ども達らしい斬新な発想もたくさん見ることができました。好きなアイドルをモチーフにしたもの、忠実にお手本を再現しつつ、付け足しでアレンジを加えてよりクオリティの高いものに仕上げたものなど、どれを見ても素晴らしい作品ばかりになりました。
完成した皆の作品は、最後にガーランド状にして、壁に釣るして飾りました。とても良い雰囲気になりました。
◇学習支援…ローマ字で名前や言葉を作ってみよう!
近年、学校でも電子化が進み、一部の学校では連絡帳がクロームブックになるなど、子ども達にとってもキーボード入力が不可欠な時代へと変わりつつあります。そこで、キーボード入力に必要な知識である、ローマ字を学んでもらおうという活動です。
家や学校でパソコンを使う機会が多いのか、子ども達はキーボード入力で慣れているようで、最低限の説明だけで、多くの子が自分の名前をローマ字表記で表すことができていました。一般的な英語表記とは少し違う部分があったり、「きょ」や「ちょ」のような、拗音を表すのに苦戦するかと思いきや、自分たちでローマ字表と用意したアルファベットカードをしっかり見比べ、あっという間に完成させていきました。
名前が完成した後は、好きなキャラクターやアイドルの名前を、ローマ字で表現してもらいました。促音や伸ばす音など、名前とは違う音の表現も何の苑で、各々が好きなように言葉や名前を作り上げて楽しんでくれていました。やはり高学年になると、ある程度の長文を、短時間で完成させることができており、低学年たちもそれを見ながら「はやっ!すごっ!」と、素直に感心したり、ユーモアのある文章に笑ったりして、楽しんでくれていました。
和気藹々とした雰囲気の中で、楽しくローマ字を学んでくれていました。
◇おでかけ…三重県総合博物館で自然や歴史について学ぼう!
久しぶりのおでかけです!津市の三重県総合博物館へ行きました。三重県に住んでいる生き物や三重県の歴史・文化など、自分たちの住む県について様々なことを学ぶことのできる機会となりました。
始めに、子ども体験展示室に行きました。三重県の自然や文化を身近に感じ、展示の中を探検しながら、興味を持ったものを探したり調べたりできる、素敵な展示室でした。海や川に生息する生き物たちはもちろん、住宅地周辺に住む生き物についても展示がされており、子ども達は興味津々な様子でした。展示ブースの中にもぐったり、上に登ったり出来るようになっていたので、子ども達同士で「あっちも見に行こう!」などと、楽しみながら三重県の自然について学んでくれていました。
子ども体験展示室の次は、期間限定の企画展である、「鳥のひみつ調べ隊」を見学しました。三重県で見られる様々な鳥たちの剥製や、三重県で作られた歴史的価値のある絵画や書物に登場する鳥たちの様子など、興味深い展示がたくさんありました。自分よりも大きな鳥の剝製を目の当たりにして思わず感嘆の声を漏らしたり、孔雀の剥製と同じポーズを取ってみたりと、子ども達らしい、ピュアで微笑ましいリアクションがたくさん見られました。
この他にも、鍾乳洞を再現したものや、本居宣長にまつわる書物、ミエゾウの化石、オオサンショウウオ、伊勢神宮の注連縄など、三重県に関わる様々なものを見学することができ、子ども達はとても満足そうでした。
子ども達にとって、貴重で有意義な時間となりました。三重県総合博物館の皆様、ありがとうございました。