おなじみの状況判断の活動です。この日は最近スカイでよく行う街で見かけるマークや記号に加え、今月の後半に予定している避難訓練にも繋げる活動となりました。街で見かけるマークや記号に関しては過去に学んだものを中心に子どもたちに尋ねてみました。子どもたちは皆積極的に手を挙げてくれてマタニティマークやヘルプマークなどいろいろなものを覚えてくれていました。「困っている人がいたら助けてあげる」と子どもながらに人を助けてあげたいという気持ちを持ってくれている心優しい子たちもいました。避難訓練に繋がるマークや記号では「これ自分の学校にある」と日ごろから意識を持っている子もいました。自分の学校の地区でどこが避難場所になっているのか、スカイで地震が起きたらどこへ逃げるのかなど火災や風水害、地震などに備えて紹介していきました。子どもたちもしっかりと指導員の話を聞き、いざという時に備えて考えようと前向きな姿勢で取り組んでくれました。

しっかりとお話を聞いた後には楽しくおさらいをしようとクイズやかるた形式で問題を出していきました。ここでは初めてこの活動に参加した1年生の子も前半の話を思い出して正解することもできました！間違えることはあってもなんとか正解を当てようと頑張る子どもの姿も素晴らしかったです！

今日の活動をもとに、今度の避難訓練でもしっかりと学んでほしいですね！

GW最後の活動は亀山サンシャインパークへお出かけに行きました。先週に引き続き雨の心配もされていましたが、この日を楽しみにしていた子どもたちの願いが叶ったのか、なんとかお天気ももってくれました。先週に引き続き4施設が合流し、前回一番盛り上がった4施設合同の鬼ごっこもしました。今回は他のお客さんもたくさんみえたので限られた場所での鬼ごっことなりましたが、それでも子どもたちは大盛り上がり！前回同様にとても楽しんで体を動かす姿が見られました。出発前のお約束で遊具でのマナーや友達との関わりについて意識も持てていた子はしっかりとそのお約束も果たしてくれました。先週友達と衝突をしてしまった子でも今日はきちんと約束を守ろうと、前回できなかったことを今回出来た子もいました。失敗してもいい、次にどう繋げるかが大事ということを日頃から子どもたちには伝えています。今回それが出来た子にとってはとても良い活動になったと思います。今回友達と衝突をしてしまった子でも、振り返りの場面では正直に出来ていなかったと反省をしてくれました。自分の行動に目を向けて反省をしてくれた子にもまたチャンスを与えてあげたいと思います。

ここ数年ずっとコロナによる制限を受けてきた子どもたち。これからはたくさん社会交流も提供していき、少しずつ成功体験を積み重ねていく。そんな療育を展開していきたいです！

普段のお箸の活動から少しステップアップした活動です。この日は、スプーン・フォーク・ナイフの使い方や、外食時のマナーを学びました。

活動の前に、活動で使うステーキのモデルを、子ども達に粘土で作ってもらいました。お店で食べた事のあるメニューそっくりに作る子もいれば、「俺のが一番美味そう」と、実際には食べられない粘土のお肉の味を自慢したりと、子ども達らしい、楽し気な様子で作ってくれていました。

活動では、スプーン・フォーク・ナイフの置き方や持ち方のような基礎的なことから復習していきました。高学年でも間違って覚えてしまっており、「そうやったんや」とでも言いたげな表情で話を聞いていたりと、普段の習慣を見直す良い機会になりました。また、日ごろから何気なく使っているスプーンでも、実は「手前から奥に向かってすくう」といった、大人でも知らないような細かなテーブルマナーを、学びながら実際に体験してもらいました。始めはいつもと違う使い方や、普段意識していないことを意識しながらの扱いに戸惑い、中々上手くいかない子もいましたが、何度か練習するうちにすぐに慣れていき、フォークやナイフも上手に扱えるようになりました。

堅苦しいイメージのある活動でしたが、そんな中でも笑顔で楽しむ子ども達の姿があり、どこか柔らかい雰囲気のあるマナー講座となりました。