◇制作活動…かるたを作ってみんなでやってみよう!
正月遊びの定番・かるたを、今日は1から作って遊びます。
まず、ひらがな50音を、一人3文字程度で役割分担します。子どもたちはどの文字でかるたを作ろうか、いろいろ考え悩みながら決めていました。中には友達と作りたいかるたの文字がかぶってしまい、譲ってくれる優しい子もいました。
文字が決まれば、かるたづくり開始です。好きなキャラクター・好きなアイドル・知っていることわざ・文字から思いつく文章や言葉など、一人一人が思い思いに作っていきます。本に載っているイラストを見ながらそっくり模写をする子もいれば、お手本を一切見ずにどんどん描き上げる子もいます。どのかるたも素敵です。
最後に、完成したかるたを使ってみんなで遊びます。子どもたちを2チームに分け、各チーム1人ずつで対決していきます。「がんばれ!」と、同じチームの友達を応援する子や、目の前の相手に闘志を燃やす子など、とても盛り上がりました。
◇運動療育…ラダートレーニングや縄を使ったトレーニングをして俊敏性と体幹を鍛えよう!
子どもたちに人気の運動療育です。この日は、ラダートレーニング・縄を使ったトレーニングのほかにも、バランスボールを使って体幹を鍛えました。
まず初めに、バランスボールの上に乗り、体幹を鍛えます。ボールの上に座り、指導員がボールをたたいたり押したりする中で、落ちないように体を支えます。低学年の子たちはふらつきやすいので指導員が体を支えながら行いますが、高学年やバランス感覚に自信のある子は「もっと押して」とお願いしたりしながら楽しんでいました。
バランスボールの次はラダートレーニングです。基本的な動きを、俊敏性を意識しながら行ってもらいました。足を速く動かそうとすると、簡単な動きでも、1段飛ばしてしまったり足がもつれてしまったりと、思うようにうまくいきません。それでもめげずに足を高速で動かそうとみんな頑張ってくれました。
最後に縄を使ったトレーニングをします。マットの上に乗り、縄を動かしたり、引っ張られても落ちないように踏ん張ったりして体幹を鍛えます。縄を使ったトレーニングはこれまでも何度か行いましたが、今回の形式は初めて行いました。1対1の綱引きのような感覚で、とても楽しんでくれました。引っ張られても「余裕やし」と強がる子もいたりと、大いに盛り上がりました。
◇調理実習…お昼ご飯に焼うどんを作って、みんなで食べよう!
今日の昼ご飯は、自分たちで作る焼うどんです。普通のしょうゆ味に加え、明太バターしょうゆ味も作り、2種類の味と調理を楽しんでもらいました。
まずは具材を切る工程です。全員が包丁を使います。力の強い高学年の子や包丁の使い方に長けている子たちには、キャベツやニンジンといった硬いものを、包丁の使い方に慣れ始めた子たちには硬いものから柔らかいものまでさまざまなものを、力の弱い1年生など包丁の使い方に慣れていない子たちにはウインナーなどの切りやすくも数の多いものを、それぞれ切ってもらいました。どの子も指導員の話す注意事項をよく聞き、けがに気を付けながら上手に切ってくれました。
切った具材と調味料・うどんを合わせて一気に焼き上げます。焼く作業も全員が取り組み、おいしそうな見た目やにおいから「おいしそう!」「早く食べたい!」と、待ちきれない様子でした。
みんなとても嬉しそうに、おいしそうに食べてくれました。