８月に入りみんな毎日お祭りの準備を頑張って進めてきました。そんな中少し息抜きの意味も込めて楽しいレクリエーションを行いました。今回は新聞パタパタゲーム、信号ゲーム、猫とネズミの三つを楽しみました。新聞パタパタゲームは初めての挑戦です。椅子と椅子の間にビニールひもを張り、そこにかかった新聞紙をうちわで飛ばすゲームです。風を上手く当てないと上手に飛ばず『うおぉぉぉぉーーー！！！』と気持ちだけは飛ばす気満々なのに、新聞がうまく飛ばず一生懸命うちわを仰ぐ姿がかわいかったです。信号ゲームは以前にもやったことがあり、青は一マス進む、黄色は一マス戻る、赤は止まるというルールを理解しゲームを進めます。赤の『止まる』で体を動かしてしまうことが多かったように思います。信号も『赤は止まる』なので止まれるようにまたゲームをしたいと思います。
最後はネコとネズミをしました。みんなで手をつなぎ輪になった『ネコ』の中に『ネズミ』が入り抜け出すゲームです。ネコたちはネズミが逃げないように必死に逃げ道をふさいでいました。途中ルールが守れずゲームを中断させて話し合いの時間を設けるなどトラブルもありましたが、子どもたちで話し合いをし問題解決することができました。楽しく遊ぶためにあるルールを誰かが守れずにいると、楽しくなくなってしまうことを肌で感じてくれたと思います。このことを成長の糧にしてほしいと思います。

お祭りの前日、みんなで準備の総仕上げをしました。飾り付けやそれぞれのコーナーのお手伝い、お金やお店の看板などみんなで力を合わせて作っていきましたよ！みんな黙々と作業していました。部屋の中にはみんなで作ってきた輪飾りや折り紙で作った飾りなどを高学年の子に任せて貼っていってもらいました。一人の子が『高さこれくらいで大丈夫かな？』と相談するともう一人の子が『ちょっと低いからもう少し上にしよう』と二人で仲良く決めながら進めていっていました。ヨーヨー釣りのこよりづくりやお菓子釣りの準備、輪投げの輪作りなどそれぞれ自分に与えられたお仕事を丁寧に進めることができました。お祭りに参加しない子も、みんなが楽しめるようにと一生懸命動いてくれたことに感動しました。当日思う存分楽しんでほしいと思います。

待ちに待ったお祭り！！みんないつもより表情が明るく、どのコーナーから回ろうか楽しみで仕方ない様子でした。まずはみんなで練習してきた『おばけ花火音頭』をお神輿を中心に回りながら踊りました。一体感を感じることができたくさん笑顔を見ることができましたよ！そのあと待ちに待った屋台が開きます。まず輪投げ、お菓子釣り、金魚すくいとスーパーボールすくいです。みんなどこから回ろうかウキウキわくわくしていることが伝わってきます。ケガなどしないようにお友達を押したり走ったりしないようにお約束をしてスタートです。輪投げが入らなくても並びなおせば何回でも挑戦できます。みんなほしい景品をもらって大喜びでしたよ！午後からは景品を変えて、輪投げ、ヨーヨー釣り、ボール落としゲームで楽しみました。ヨーヨー釣りのこよりがすぐに切れてしまってなかなか取れずに苦戦していました。それでも何度もチャレンジして取れた時の何とも言えない嬉しい表情を見ることができました。自由活動の時間にお友達ともらったものを見せ合い時間いっぱい遊ぶ姿がありました。私たちも夏の思い出の一つとして子供たちの心に残るお祭りになっていることを願っています。

みんなですごろくを作りました。まずコースを考えます。ここには飛び石(バランスストーン)があったら楽しいんじゃない？ここにはマットで―と、みんなでコースを考える所から盛り上がっていました。次はそのマスに止まったら何をするか考えよう！となると、『10マス戻る』『1回休み』『2回休み』・・・と悪いことしかありません。こんなの地獄のすごろくやん！と言い始めると、地獄のコースを考え出す子供達たち・・・　一か所に集めよう！とどんどん悪い知恵が働きます。みんなで話し合った結果、ラダーが地獄のコースになりました。いつもより一致団結していたような気がします。『あそこに指導員さんが止まるといいな』と、子どもたちは盛り上がっています。大人との関わりを求めてくれる時期も、ほんのわずかです。私たちも真剣にすごろくに参加しました。
すごろくが始まると誰が一番に地獄のコースに行くかが気になっているようでしたが、最初は子どもたちでした。『スタートにもどる』が出てしまいました。少し前なら嫌な気持ちから、なかなか気持ちの切り替えが出来なかったこともありましたが、気にすることなくゲームを楽しむことが出来ていました。最初の方に『ゴールに行く』ワープのマスを作ってしまったので、早くゴールへたどり着いてしまう人が続出！！次は少しコースを変えてみようと、みんなで案を出し合いコースを変更して3回ほど楽しんでいました。早くゴールができなくても、一番になれなくても怒ることなく最後まで参加することができました。
『今度は大きいサイコロが作りたいなー』と、もう次のことを考えていたので、またみんなですごろくを楽しみたいと思います。