♢(言語・コミュ)…アルファベットを学び、ローマ字や英語に挑戦してみよう!
この日の活動はアルファベットの大文字から練習しました。一文字ずつ読んでから字を書くようにし、書き順も分かるようにプリントに載せました。すると、書き順のとおりに書くことが出来ました。読み方が難しいと感じるエル、エム、エヌ。とくに低学年の子は、ゆっくり読む練習から始めました。大文字がある程度できてから、小文字を書く練習も行いました。次に2つのグループに分かれてアルファベットカードを並べるゲームをしました。バラバラに置いたアルファベットを次々と向きを合わせて、友達と協力してアルファベット表を完成させることができましたよ。大文字だけでなく、小文字を並べることにも挑戦できた子ども達でした。ローマ字の読み方はカードを使い、ア行から書き方を練習しました。ラーメン、ピーマンなどの伸ばすときの書き方を学習して印を付けて書いてもらいました。単語作りゲームでは、文字を組み合わせて、チームで考えてカードを並べてもらいました。作りたい単語を、友達に伝えてどこにカードがあるのか一緒に探したり、単語の組み合わせを考えてたくさん集めたりと、チームで協力することが出来ていましたよ。
♢(安全対策)…風水害における避難訓練を通して防災に関する知識と技術を高めよう
風水害は、何があるのか、みんなで考えてもらいました。強い風や大雨、川の水が増えて洪水になる。家の中、外の建物が崩れたりすること。道路ではマンホールの蓋なども浮いてしまい、いろんなものが流れて来て危ないことなどを上げてくれました。大雨になり車の扉を開けられなくなるくらいの水の量が降る事があるよと知らせ、災害について意識を高めてもらいました。水の流れもどこからくるのか、天気の変化をイラストで分かりやすく解説して学びました。山から川に雨が流れるイメージがなかった子は、とても驚いていました。川の水が濁り、流れも速いときには危険が迫ります。自宅付近の溝や川の水が多くなる時、避難の仕方、どこに逃げればいいのか、服装や靴についても知ってもらいました。災害の7つの種類や、気象等に関する特別警報の表を見てプリントに言葉を書きました。台風の説明や、気圧の単位、雲の出来る内容をまとめて書いていくこともできました。また、最大の雹が降ったのはいつなのか?日本で最大に降ったときの大きさと重さを定規を合わせて見てもらい、リアルな感想を話していた子ども達です。粒の大きさに驚いて、どの子も信じられないと話していました。天候の変化が大きい日もあるので、安全に過ごし、適切な行動ができるようこれからも一緒に学んでいきたいと思います。
♢…リズムに合わせ音を鳴らし、音感を高めよう!
電子ピアノの活動は、子ども達が大好きな活動です。電源を入れて鍵盤に指を置くと音が出る。一つの音を出しながら「この音は何かな?」と子ども達に聞くと、鍵盤を見なくても音を答えることが出来る子ども達も増えてきました。前回、弾いた楽譜を見ながら、片手練習からしています。繰り返し練習をして両手を合わせて弾きました。「楽しい!」と感想を教えてくれましたよ。やってみたい曲を聞くと、「猫ふんじゃったがいいなぁ」と答える子が多く、黒い鍵盤からスタートする少し難しいと感じる曲でしたが、弾きたい子は、次々と練習を始めました。夢中になって、指の動かし方を繰り返しました。指導員が弾いているのを横で見ながら同じように鍵盤を弾いて音を追いかけました。両手も合わせて弾けると、「ここまで出来た!」という達成感もあり、楽しい活動になりましたよ。