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2024.03.18~2024.03.23

◇日常動作訓練…状況にあった発言や行動を学ぼう!

学校にお迎えに行くと、「今日の活動なに?」子どもからこんな質問をしてくれました。「今日はね・・・」いろいろとヒントを出しながら考えてもらってもなかなか子どもたちの口から答えが出てきません。「状況判断だよ」と伝えると「え~、やだ~」と返ってきました。スカイの子どもたちにとってはあまり目を向けたくない苦手な分野とも言えます。しかし、逆に言うとだからこそ大事な分野でもあります。
活動内容も子どもたちが退屈しないようにいろいろと工夫しながらリニューアルされてきています。クイズ形式にしたり寸劇を取り入れたり、子どもたちにお手本になってもらったり発言してもらったり・・・。今回は入室してからの準備、スカイでの過ごし方、言葉遣い、春休みに向けての目標という流れで行いました。入室してからの準備の部分では『自立』というポイントにも視点を置いて寸劇も入れながら考えてもらいました。スカイでの過ごし方では以前使ったパワーポイントでのクイズ形式で行いました。繰り返し行うことで正解の確率も上がってきているのが見て取れました。言葉づかいではおなじみの『チクチク言葉とふわふわ言葉』をテーマに考えてもらいました。子どもたちから出た言葉は圧倒的にチクチク言葉が多かったす。この比率が逆転することが今後の目標でもあります。春休みの目標はこの活動の中で話したことを目標掲げてれる子が多かったです。
最初は「え~やだ~」と言っていた子たちも最後まで活動に取りくみ目標まで掲げてくれました。苦手な事にも取り組む力がついてきたとも言えます。みんなで頑張って目標を達成しようね!

KODAK Digital Still Camera

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◇制作活動…はさみやのりを使ってペーパークラフトに挑戦しよう!

初めての活動になります。ペーパークラフトクラフトと聞いても子どもたちは馴染みがないようで活動前は「なにそれ?」というような反応でした。見本を見せるとイメージが湧いたようで意欲も見せてくれました。「乗り物が作りたい」「虫」「ペット」などリクエストして選んでくれました。中には「難しいやつが作りたい」と難易度の高いものに挑戦してくれる子もいました。
今回使用する道具ははさみとのりです。この日のメンバーは日頃使い慣れた道具ですいすいと取り掛かられました。しかし、やってみると思ったよりも切り方が複雑であったり、切ってはいけない箇所がありやり直しができないというプレッシャーもあったり、少しすると子どもたちからヘルプの声が聞こえてきました。指導員に付いてもらいながら進めていき完成すると「できた!」と嬉しそうな声も聞こえてきました。「あーくそ、わからん」「うまくくっつかへん」同時に苦戦している声も聞こえてきます。後半は早く終わった子が苦戦している子の手伝いをしてくれる場面も見られました。このような助け合いが自然にできるのもスカイの子たちのいい所です(*^^*)
当初は2時間以内のプログラムで考えていたのですが、実際には2時間半(中にはそれ以上の子も)活動に集中して取り組んでくれました。子どもたちの集中力にも成長を感じます。
出来上がった作品の数々は素晴らしいものでした。次回はもっといろんな素材の中から選べるようにこちらも準備して上げたいなと思った活動となりました。

 

KODAK Digital Still Camera

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◇運動療育…パスパスドッジを楽しみながら瞬発力や集中力を高めよう!

ハグハググループで人気のパスパスドッジです。この日は療育の時間も長く取れたのでたっぷりとできました。いきなりゲームに入るのではなくてこの活動の目的から子どもたちと話し合いました。瞬発力と集中力に加えて子どもたちにとって必要な協調性について解説しながら考えてもらいました。活動の終わりには「楽しかった!またやりたい!」そう思ってもらえるようみんなで確認しあいました。子どもたちも積極的に自分の考えを述べてくれました。
さあ、ゲーム開始!ルールは2パターンのドッジで行いました。最初に通常のルールで行いました。鬼にボールを当てられたら外野へ出るのですが味方にチャッチしてもらうことによって復活できます。最初は指導員が鬼役をして慣れてきたら子どもたちにも鬼役を体験してもらいました。一回ゲームを終えるごとに振り返りをして、どうすればもっとスリルを味わったり円滑にできるか考えてもらいました。「もっと鬼が動いた方がいい」「当てることばかり考えずにパスも入れたほうがいい」子どもたちなりにするどい意見がでました。実践と振り返りの繰り返しにより子どもたちの動きも良くなってきました。そして小さい子がうまくチャッチ出来たときは「お~、ナイス!」とみんなで喜びあいました。
次に鬼が円の中に入り周りの子同士パスする人の名前を呼びあって鬼に阻まれないようにするパターンも行いました。普段名前で呼び合わない子もこのゲームを通じて名前で呼び合うことができました。
活動の終わりの振り返りでは先日の状況判断で課題となっていたふわふわ言葉が多く出ていたことに子どもたちも実感をしてくれていました。
今後もいろんな活動をしながら子どもたちに大事なことを伝えていきたいと思います。

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