◇生活訓練・・・お話を聞いて状況判断をしよう!
先日、聞く力をつけよう!という活動を行いました。今回はその応用です。しっかりを話の内容を聞いて『いつ、どこで、誰が、何をして、どうなったのか』を理解するために行いました。普段、子供たちの話を聞いていると、主語がなかったり、どうなったのかということを聞いても答えられないことが多く、会話の組み立て、相手に伝わりやすい言い方などを学ぶために行いました。指導員のお話が始まると(今回は子供たちが知っているような昔話にしてみました。)みんな真剣に話を聞いていました。「このお話知っとるよ!」と興味を持って聞き、中にはメモを取りながら聞いている子もいましたよ!
お話が終わって『どんなお話だった?』『誰が出てきた?』という問いにすべて答えることができました。こうやっていつも相手の話を集中して聞くこと、何がどうなったのかということに意識をもって聞くことなど多くの事を学ぶ機会となりました。次回はもう少し難しい話にも挑戦してもらうつもりです。
◇微細運動・・・お箸の持ち方を学び、お箸を使っておやつを食べよう!
毎月行ってきた活動の一つ、お箸のマナーです。もう12月になりました。1年生も4月に比べたらずいぶん成長し、マナーも身についてきました。持ち方も大切ですが、昔からある礼儀作法も覚えて欲しいと思っています。
その場ではできても日頃の習慣になるまではなかなか身に付きません。もともと指先の力が弱い子もいますし、集中が途切れてしまう子もいます。差はありますが、みんなそれぞれ成長を感じています。今月もお箸を使っておやつを食べました。持つのが難しいものを選んでいるので、ツルツル滑ったり細かいものなど上手に挟んで食べることができました。食べることに集中して持ち方が違う子もいましたが・・・
『おいしい!』『見て!できたよ!』の笑顔、こっちまで嬉しくなりますね。普段からマナーに気を付けて食事をして欲しいと思います。
◇運動支援・・・ラダートレーニングと縄を使って俊敏性・体幹・バランス感覚を鍛えよう!
4月から定期的に行っているラダートレーニングです。少しレベルを上げたステップをしました。頭では理解できているものの体を動かすのは少し難しかったようです。『あれ?右足?』何度かやっているとリズムがつかめてきたようで、スムーズに進むことができました。そのあとは綱を使い綱渡りです。足の裏への刺激は脳への刺激にもなりますし、想像以上に全身の筋肉を使いバランスを鍛える運動になります。足の裏が痛くて、痛い痛いと言いながら、みんな縄から落ちないでどこまで行けるか挑戦し始めました。
ハグハグではラダーに合わせて大繩も行いました。踏まないように揺れている縄をまたいだり、歌に合わせて回れ右や、床タッチなど様々な跳び方で跳びましたよ!大繩が苦手な子もいますが、何度も挑戦して『できた!』という気持ちを味わってほしいです。自己肯定感を高めて色々な事に怖がらずに挑戦できるようになって欲しいと思います。