◇言語・コミュ…ハロウィンにまつわるものを英語で学ぼう!
翌日のハロウィンパーティーに向け、ハロウィンにまつわる英単語の勉強をしました。
カボチャ→pumpkin お化け→ghost など、16個の英単語を準備しました。活動の始めに英単語の読み方を確認し、英単語の読み方を伝え、それを復唱してもらう形で行いました。確認していく中で「それ知ってる!ゲームで聞いたことある!」「あの映画に出てくる奴や!」と、嬉しそうに教えてくれる子もいました。
ひと通り確認し終えたら、子ども達にビンゴカードを配りました。カードには先ほど確認した16個の英単語が書かれており、カードによって配置は変えてありました。そのカードを使い、指導員からクイズを出してもらい、そのクイズに答えられたらシールを貼っていく、というものでした。「魔女は英語で?」「これはなに?」と質問をされ、子ども達は元気よく「Witch!」「Pumpkin!」と答えてくれていました。活動前半の確認でしっかり覚えてくれていた子が多く、スラスラと答えてくれていました。また、「Do you like ghost?」「Where is the owl?」など、英語で質問をする上級者問題も用意していましたが、「Yes,I do」と英語で答えることが出来た子もいました。また、1列ビンゴ出来ればクリアとしていましたが「オールビンゴ狙いたい!」と、クリアした後もなおクイズに挑戦し、宣言通りに達成してくれた子もいました。




◇イベント…みんなで協力してハロウィンパーティーを楽しもう!
子ども達が楽しみにしてくれているイベントです。パーティーが始まる前から、これまでの活動で作っておいた衣装を身に付けたりキャンディバッグを見せ合ったりして楽しげな雰囲気となっていました。
パーティーの始まりは「お化け探し」でした。「WANTED」の張り紙に掲載されているお化けを壁面に飾られている大量のお化けたちの中から探し出し、その裏に書かれている文字を並び替えてキーワードをみんなで唱えると次のゲームに移る、というものでした。子ども達は「あのお化け、これじゃない?」「これってもう見つかっとる?」と話し合って協力し合いながらあっという間に見つけ出していきました。最後の1つが中々見つからず「無い無い無い!」「どこやねん!」と必死になっていましたが、ヒントを頼りに見事子ども達の力で見つけ出すことが出来ました。見つけたお化けたちの文字を並び替えるのもあっという間で「おばけをたおせ!」と、みんなで唱えることが出来ました。
というわけで続いてのゲームが「お化け倒し」でした。2人1組で協力して障害物をかわしながらボール運びをし、ゴールに置かれているお化けの描かれたペットボトルに向かってボールを飛ばしてボウリング形式でお化けを倒す、というものでした。当初の予定では80体倒そう、ということでしたがある子が「100体いけるやろ!」と提案し、急遽100体に変更となりました。ボール運びはどのペアもお互いが息を合わせてクリアすることが出来ました。特に年齢差のあるペアに関しては年上の子が上手くリードしてあげることで、年下の子の負担を上手く減らしてくれていました。障害物の途中にあった「ハロウィンにまつわる英語クイズ」も、前日の活動を思い出し、スラスラ答えてくれていました。最後のボウリングは少々コツが要るようで、上手くいったりいかなかったりでしたが、ある子がボールが跳ねないような工夫をし始めると、一気に皆が様々な工夫をはじめ、全員の協力のおかげで見事に100体の討伐に成功しました。100体に到達した瞬間には、とびはねて喜ぶほど盛り上がりました。
その後はハロウィンジャンケン列車をしました。「ジャンケンポン」の掛け声の代わりに「トリックオアトリート」と言いながらじゃんけんをするというハロウィンに因んだアレンジをしました。じゃんけんの勝敗も素直に受け入れ、みんなで楽しく取り組めました。
最後に行ったのが、ピニャータでした。毎年恒例となっているこのピニャータですが、子ども達にとっては目玉行事になっているようで、どの子も力いっぱい袋を叩いて楽しんでいました。3チームに別れて行いましたがどのチームも簡単には袋が破れず、みんなで何度も協力して袋を叩きました。特に3番目のチームの袋は頑丈だったようで、2周、3周と子ども達がローテーションしてもなお破れませんでした。袋を叩いている子の後ろでは待っている子ども達が「頑張れ~!」と応援してくれていました。最後の袋が破れた時には、盛大に盛り上がりました。
今年もみんなが協力し合い、楽しいハロウィンパーティにすることが出来ました。





◇健康・生活…身の回りや施設内の掃除を行い、整理整頓をしよう!
前日のハロウィンパーティーの片付けも含めた掃除を行いました。
初めに壁面飾り外しを行いました。あちこちに貼られているお化けたちをあっという間に回収し、高い所に飾られているお化けも「イス使っていい?」と指導員に確認を取ってからイスに上って外したりと、子ども達自ら考えながら効率よく外していきました。
壁面飾りを外し終えたら、役割に別れて掃除や整理整頓に取り組んでもらいました。荷物だな下駄箱の掃除を担当した子ども達は、みんなの荷物や靴を一つづつ取り出して、丁寧に拭いたり掃いたりしてくれていました。他の子が高いところを掃除している間に別の子が低いところを掃除するなど、自然に協力しながら取り組むことが出来ていました。
療育道具の消毒作業を担当してくれた子ども達は、指導員の指示に従い、拭き残しが無いように拭きあげてくれていました。担当してくれた子ども達の人数に対して消毒する療育道具が多かったのですが、「先そっちやっといて」「これもう終わったから向こう置いとくわ」と、声を掛け合いながら取り組んでくれていました。
ロッカーの整理整頓を担当してくれた子ども達は、これまでの掃除の活動での経験を振り返り、「あいつはどうやってあんなにキレイにしかも早く整理してたんや…?」と、整理整頓が得意な他の子のやり方を真似しようとしていました。「この箱はこっちにしまった方がええかな?」「その箱まだこれ入るんちゃう?」と、工夫しながら取り組んでくれていました。
活動の振り返りをすると「もうちょっと工夫すればもっとキレイに整理できた気がする」「もっと早く出来たと思う」といった感想が多く、次につながる活動となったようです。












