◇健康・生活…身の回りや施設内の掃除を行い、整理整頓をしよう!
この日は毎月行っている掃除の活動でした。「掃除の活動めんどくさいなぁ」と言いつつも、いつも頑張ってくれるスカイの子たちです。今回は掃除に取りかかる前に、必要な道具や掃除のやり方について確認しました。「下駄箱はホウキいるよな」「雑巾!」と掃除の活動を思い出し積極的に答えてくれました。
下駄箱、ロッカー、壁拭きなど掃除の担当場所を決めてからスタート。下駄箱掃除では、年上の子が掃除の活動経験が少ない年下の子に対して「靴出してからホウキで掃くんやで」と掃除の仕方を見せながら、優しく教えてあげる姿が見られました。中には自分の担当場所の掃除が終わると、子ども自ら「壁の埃を取りたい」と割りばしを使って壁の隅の埃を取り払ってくれる子もいました。自分で気づき掃除をしようとする姿に思わず感心しました。みんなが責任感を持ちながら取り組むことで、部屋をピカピカにしてくれました。終わった後「疲れた~」と最後まで掃除をやり遂げた達成感に溢れた表情の子どもたちでした!
部屋が綺麗になると心地よく感じられますね。掃除の活動に限らず、日常的に身の回りを綺麗にすることの意識を持てるようにしていきたいと思います。
◇制作活動…夏祭りに向けて射的場などを作ろう!
この日は、射的の的や射的場作りです。以前ある子が「折り紙のブタを的にしたい」と提案してくれたことから、折り紙のブタを折りました。今回は指導員ではなく、提案をしてくれた子が折り方の説明をしてくれました。説明することの難しさを感じているようでしたが、指導員のフォローのもと頑張って伝えてくれました。一人ひとりが線と角がずれないよう意識して、丁寧に折っていきます。折り方がわかると「小さいブタも作ってみたい」と小さいサイズの折り紙でおることにも挑戦する子も。完成すると顔や模様を描いたり、茶色で折った子は「イノシシ」を表現するために毛を描いたりと個性豊かなブタやイノシシが出来ました。
完成したブタやイノシシを一度机に並べます。子どもたちと机の光景を見て「もっと何か変えたいな」と考えました。そこで試しに緑のバランスストーンや木を作って置いてみることに。すると牧場のような雰囲気に変わりました。更にバランスボードを置いて橋に見立てました。「橋の下を川にしたいな」と意見が出たことから、川をどう表現するかを子どもと指導員が一緒になって考えます。そこでスズランテープをバランスボードに貼って表現しました。「川をライトで照らしてみたらどうやろ」と提案をして懐中電灯を置いて光らせることで、より雰囲気が変化していきました。「橋の下にコウモリもおったらいいよな」と折り紙でコウモリを折って橋の下に付けました。
射的場が完成すると、実際に的を撃つことを楽しみました。大きいブタが撃ち落とすことが難しく、「全然落ちやん!」と言いながら、落とせるまで挑戦する姿も見られました。
みんなが協力してイメージを広げていくことで、とても素敵な射的場を作り上げることができました!夏祭り本番に使うことが楽しみですね。
◇制作活動…ハグハグの壁面を「ハグハグ祭り」にあった風景にしよう!
今回は以前夏祭りの夏祭りに向けての話し合う活動で、子どもたちが壁面の案で挙げてくれた「花火」を作りました。まずプロジェクターでどんな形の花火があるのかを見ました。「この花火見たことある」「そんな名前があるんや」と一人ひとり見たことのある花火を思い出したり、花火の名前に興味を示したりと様々な反応を見せてくれました。
次に3グループに分かれて、花火の設計図を描いていきます。「こういう形の花火がいい」「ここにこの大きい花火あるとよくない?」と、一人ひとり自分のイメージする花火の意見を出し合い花火の色や配置を決めていました。「真ん中は赤色で、外は黄色やと綺麗やと思うな」「それいいやん!」と友だちが出した意見を認める姿はとても素敵でした。
設計図が完成すると、模造紙に花火を描いていきました。今回は絵具を使い指で描くフィンガーペイントの技法を用いて表現します。模造紙に下書きを描いて、大きさや位置を再度修正していました。中には「ここは一発描きがいいやろ」と下書きを一切せず本番に入ろうとする勇敢なグループも。指で下書きの線をなぞり枝垂れた線を描いたり、絵具の色を変えながら指でスタンプをするように点を描き丸い花火を表現したりしていました。描いている中で絵具が飛び散ってしまい「やってしまった」と少し落ち込む姿も…。「いやむしろこれ使えるか」と機転を利かせ、筆を使って絵具を弾いてより花火が光り煌めいているように表現していました。その柔軟な発想に指導員も驚かされました。
花火が完成すると「この花火かわいい!」「めっちゃ綺麗やな!」とグループ同士で褒め合う姿も。グループによってかわいさや華やかさを感じる素敵な花火が出来上がりました。夏祭りが待ち遠しいですね。