◇言語・コミュ…手話を使って挨拶や指文字を覚え、コミュニケーションを取ってみよう!
久しぶりの手話の活動ということで、始めに「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」の4種類の挨拶を復習しました。手話のやり方が書かれたプリントを見つつ「この動きはこういう意味があるよ」と、意味も伝えながら取り組みました。何人かの子は「これ、こうやったよなぁ?」「これたしかこうやで」と、以前の活動を覚えており、周りの子に教えてあげたりしてくれていました。
次に、指文字表を見ながら50音の確認を行いました。これも挨拶の時と同様に覚えている子もいましたが、向きの違いや指の本数などあいまいな部分もあり、子どもたちなりに一文字ずつ確認をしていきました。
最後に、動物や食べ物の名前を指文字であらわし、それを当てるクイズを行いました。ヒントも交えながら取り組み、すぐに答えが分かる子もいればヒントを頼りに当てる子もいました。慣れてくると今度は近くに座る子どもたち同士でクイズを出し合い、指文字表を見ながら楽しく取り組んでいました。
◇制作活動…ハグハグの木を秋色に飾り付けし季節を感じよう!
秋の色ってどんな色?と子ども達に聞いてみると、「赤!」「黄色!」「茶色!」と、秋のイメージの強い色が子ども達から意見として出ました。秋に対するイメージはばっちりなようでした。
この日は型を使い、紅葉やどんぐり、落ち葉を画用紙で切って制作しました。スカイの子ども達はこれまでに何度も制作活動を通してハサミの使い方を学んでいるので、とても上手に綺麗な形を切り抜くことが出来ていました。中には自ら工夫し、葉に葉脈を描き足したり、画用紙を重ねて切ることで一度に大量の落ち葉を制作するなど、子ども達の高い創造力を感じました。それらの作品を指導員や周りの友達に見せあって「どう?こういうところ工夫したよ!」と嬉しそうに教えてくれたりもしました。
たくさんの素敵な葉っぱたちの飾りつけも、子どもたち自らの手で行いました。最初の内は木のイメージがつかめず、無造作に貼られて木の見た目になりませんでした。そこで、「こうしたらどう?」と、バランスを考えて飾り直してくれる子が現れました。すると、その子につられるように飾り直してくれる子が増えてきました。最終的にはどこからどう見ても「紅葉した木」に見える、美しくも子どもらしさを感じる素敵な作品に仕上がりました。
◇人間関係・社会性…秋の実を見つけに公園へ行こう!
2つの公園をめぐり、秋のものを見つけに行きました。
最初にダイセーフォレストパークへ行きました。ここには松の木が多いようで、たくさんの松ぼっくりを拾うことが出来ました。松ぼっくり以外にも、面白い形の木の枝や綺麗に色づいた落ち葉、どんぐりなど、たくさんの秋を見つけることが出来ました。中にはバッタや蝶など秋の虫を追いかける子もいて、子ども達それぞれが感じる秋を楽しんでいました。この日は広場でマルシェが行われており、お昼ご飯はマルシェの会場の近くで雰囲気を楽しみながら食べました。お昼ご飯を食べた場所のすぐ近くにはクジャクの展示があり、食べ終わった子からクジャクを眺めて談笑したりしていました。
次に向かったのは深谷公園でした。前の公園でも秋のものは集まっていましたが、この公園でも秋の虫や落ち葉を無邪気に集める様子がありました。遊具エリアについてからは、思いっきり遊びました。天気も良く他のお客さんも多い中でしたが、スカイの子ども達はルールをしっかり守って遊ぶことが出来ていました。遊具で遊んだ後には広場に行き、ボール遊びをして時間いっぱいまで体を動かして遊びました。
一日中外で遊んで気持ちもリフレッシュできたようで、清々しい表情をしていました。帰りの車の中ではほとんどの子が遊び疲れてぐっすり眠る子どもらしい姿もありました。