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2023.09.04~2023.09.09

◇制作活動…桔梗のリースを作ってハグハグの木に飾ろう!

スカイの子ども達が得意とする制作の活動です。この日は、折り紙をメインに制作していきました。手順が多いので、低学年の子たちは二人一組で協力しながら制作しました。

まずは桔梗の花を折ります。「とても複雑というわけではないけど、折り方を時折確認しないとちょっと手こずるかな?」くらいの難易度のものでした。折り紙が得意な子たちが、折り方を素早く理解し、苦戦する他の子を手助けしてくれている様子がありました。以外にも苦戦していたのは高学年の子たちが多く、どこかで手順を間違え、花の形が綺麗にならなかったり、最後に少しハサミで切り込みを入れる段階で切る向きを間違え、花が真っ二つになってしまったりで「なんでやねん」と、楽しみながら取り組んでくれていました。そんな高学年たちも、何度も折ったり切ったりしていくうちに、綺麗なものが折れるようになっていきました。

続くリースの部分も、折り紙を組み合わせて作ります。折り方自体はシンプルなものの、組み合わせる際に若干のコツを要します。折り紙が得意な子も、最初は得意げに折り進めますが、途中から「分からん…」と、周りの他の子や指導員に聞きながら進めたりと、全体で協力し合いながら進めていきました。桔梗の花で苦戦していた高学年たちは、リースは難なく完成させて、遅れていた桔梗の花の完成に勤しんでいました。

最後に、切り紙で葉っぱを作って貼り合わせれば完成です。お手本通りに作る子、こだわって折り紙で葉っぱを作る子、模様付きの折り紙から葉っぱの柄を切り抜く子など、作る子どもたちによって様々な個性が出ました。

本物の桔梗と違わぬほどの、気品のあるリースがたくさんできました。

◇運動療育…ラダートレーニングと縄を使ったトレーニングをして体幹を鍛えよう!

毎月恒例となっている活動です。これもスカイの子どもたちが得意な活動でもあるので、少々レベルを上げて行いました。

トレーニングの前に、準備体操を行いました。夏休み中の運動療育の前にも毎回行っていたように、一般的なラジオ体操の項目に加え、柔軟体操なども取り入れて行いました。また、この日は子ども達からのリクエストにより、ブリッヂも取り入れました。リクエストをするだけのことはあり、ほとんどの子が完璧にできていました。中には、立った状態からそのままブリッヂの体勢を取る子もおり、改めて子ども達の可能性に驚かされました。

最初に、ラダートレーニングを行いました。4分の4拍子に合わせ、ラダーとミニハードルを一個ずつ飛び越えていきます。夏休み前ごろからラダートレーニングで取り入れているこの活動ですが、子ども達はかなり慣れてきてくれています。なので、この日はBPM250という、かなりの速さで行いました。初めてこの活動を行った際は、BPM100で行っているので、実に1.5倍の速度です。高学年たちはこの速さでも余裕でリズムよくジャンプできており、「もっと早く!」と、さらに速度を要求してくれました。低学年の中には、何人か速度に追いつけずに苦戦する子がおり、「難しかったら、半分のペースでも良いよ」と声掛けをしましたが、めげずに速い速度に挑戦する前向きな姿を見せてくれていました。

縄を使ったトレーニングは、綱引きをしました。普段本気を出さない子がこの日は本気を出してくれたり、身体の大きさに反してかなりのパワーを発揮してくれる低学年の子たちが躍動し、大いに盛り上がりました。前半は子ども達同士、後半は対指導員で行い、「全部子ども同士がいい!」と言う子もいましたが、そんな子たちもいざ始まれば指導員を倒そうと頑張り、どちらも楽しんでくれていました。

楽しみながらしっかりいい汗をかき、充実したトレーニングになってくれていれば幸いです。

◇微細運動…小麦粉粘土を作って、いろいろな形を作ろう!

約1年ぶりとなる活動です。小麦粉と水、油などを混ぜて粘土を作って遊びます。

この日は、子どもたち自らが、小麦粉と水を少しづつ混ぜ、粘土を成形していきました。早々に丁度良い塩梅となり、早速粘土として捏ね始める子もいれば、中々水の配分が上手く行かずに、べちゃべちゃになってしまったり、逆に粉っぽさが残り続ける子もいたりしました。上手くいかなかったらいかなかったで、ねちゃねちゃの感触を楽しんだり、水を一滴づつ入れたりするのを楽しんでくれていました。

粘土になってしまえば、楽しみ方は無限大です。手に塗り付けて手袋のようにしたり、食紅を練りこんで綺麗な色合いを出してみたり、中にはビーズを混ぜ込んで、感触を変えたりする子もいました。形を変えたり色を付けている間にも、少しづつ粘土の固さや感触が変わっていき、「さっきまで柔らかかったのに~」と、素直な反応をしたりする子もいました。

楽しみ方も作るまでの過程も、文字通り十人十色で、楽し気な活動となりました。

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