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2025.8.25~2025.8.30

◇人間関係・社会性・・・四日市防災教育センターに行き防災に関する知識と技能を高めよう!

この日は四日市防災教育センターへ見学に行きました。初めて訪れる場所に「どんな所だろう?」とワクワクしている子ども達。出発前に見学時の約束を確認し、「どんなことを学びたいか」も考えてから向かいました。
四日市防災教育センターは、四日市市消防本部が市民の防災意識を高めるために開設した防災教育・研修施設です。まず係員の方から「災害にはどんなものがある?」と質問があり、子ども達は「地震」「津波」「土砂災害」「洪水」と答えていました。他にも「高潮」「液状化」といった災害があることについても教えていただきました。さらに「南海トラフ地震は今後30年以内に80%の確率で起こる」と教えてもらうと、子ども達は一瞬ピンときていない様子でしたが、「今日80%の確率で雨が降ると言われたらどうする?」と聞かれると、ハッとした表情で「傘を持って行く!」と答えていました。災害も同じように、日頃から備えておくことが大切だと実感できるお話でした。
次に、火災時の煙体験をしました。停電を想定して通路は真っ暗、懐中電灯を片手に手探りで出口を探します。煙が充満した中、ハンカチで口を押さえて低い姿勢で進みました。「真っ暗で見えん!」「煙吸った!ケホケホ」「もっと姿勢低くしよう!」と、声を掛け合いながら真剣に進む子ども達。終了後には「暗くて怖かった」「落ち着いて出口を探すのは無理」「煙が本当に苦しかった」と感想を話し、火災の恐ろしさを実感している様子でした。
続いて地震体験車に乗りました。初めて体験する子も多く、緊張した面持ちで挑戦。この日は震度6弱から7までを体験させていただきました。授業中や夕食準備中など、日常の場面で突然地震が起きる動画を見て、日常が一瞬で変わる恐怖を感じている様子でした。揺れが始まると「ダンゴムシのポーズ」で頭を守りましたが、震度7では体が持っていかれるほどの揺れに驚きました。震度6強と震度7の両方を経験した子は、「7はレベルが違う!」と実感を口にしていました。また「おさない・走らない・しゃべらない・戻らない」の“おはしも”についても改めて学びました。
今回の見学を通して、災害の怖さと日頃から備えることの大切さを改めて感じることができました。貴重な学習の機会をくださった四日市防災教育センターの皆様、本当にありがとうございました。9月にはスカイでも避難訓練を予定しています。今回の学びを活かして取り組み、今後も繰り返し防災について考える機会を大切にしていきたいと思います。

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◇運動・感覚・・・廃材工作をしよう!廃材からイメージを膨らませ創造力を高めよう!

この日は廃材工作を行いました。定期的に取り組んでいる活動なので、子ども達も「今日は何を作ろうかな?」「かわいい箱探そう♡」と楽しみにしてくれている様子でした。廃材工作は、身近な素材を活かした想像力・創造力の育成、手先の器用さの向上、さらに環境問題への関心を高めることなどをねらいとしています。また、友だちとアイデアを共有しながら工夫して表現する楽しさを味わうことも目的としています。
活動は設計図作りから始めました。お菓子の箱や牛乳パック、段ボールなど様々な素材を手に取り、イメージを膨らませます。「作りたいものを決めて材料を探す」子もいれば、「この箱から何ができるかな?」と素材から発想を広げる子もいました。材料の選び方や道具の使い方、接着方法などを考えながら設計図を描き、作品名も付けました。
設計図ができると、いよいよ制作スタート!スカイの子ども達は製作が好きな子が多く、すぐに集中モードに入りました。切りにくい段ボールを切るときや高温になるグルーガンを使うときは指導員がサポートしましたが、それ以外は自分で考え手を動かし、工夫しながら進めました。「ここはボンド?それともテープ?」「やっぱり別の素材の方がいいかも!」と考え直しながら、より良い作品を目指して取り組む姿が見られました。
完成した作品は、好きなキャラクターのお家や、テーマパークで着けるような耳付きカチューシャ、立派なライフル銃、自作のくじ引きゲームなど、遊び心満載の個性豊かな作品がたくさん出来上がりました。先日行った防災センターの地震体験車をよく覚えていて、それを廃材で再現してくれた子もいました。子ども達の発想力と表現力に驚かされる場面がたくさんある活動となりました。

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◇健康・生活・・・夏の涼を感じながら冷たいそうめんを食べよう!

この日はみんなが大好きな調理実習。夏にぴったりの「そうめん」を作って食べました。「そうめんならいくらでも食べられる!」と笑顔で話す子もいて、始まる前からワクワクした雰囲気でした。丁寧に手を洗って消毒を済ませ、いざ調理開始です!
今回のトッピングは錦糸卵・きゅうりの細切り・ハム・カニカマ大を用意しました。大人数分を用意するため、3つの班に分かれて手分けして取り組みました。錦糸卵グループは卵を割って混ぜ、薄く焼き、細切りにしてきれいに仕上げました。具材を切るグループは猫の手を意識して包丁を使い、丁寧に切ることができました。そうめんを茹でるグループは時間を計りながら大きな鍋で茹で、すぐに冷やしてクルッと巻いて盛り付けました。どの工程も量が多く、「めっちゃ大変やん!」「もう食べたい~」と言いながらどのグループも最後まで頑張ってくれました。
完成した山盛りのそうめんをみんなでいただきました。ツルツルっと勢いよくすすって「美味しい!」と笑顔を見せてくれました。おかわりをして、たくさん食べる姿もありました。
食べてしまえば一瞬のそうめんですが、準備や調理にはたくさんの手間がかかります。この経験を通して、日々ご飯を作ってくれるご家の方や給食を作ってくださる方への感謝の気持ちも、少しずつ育まれていくと嬉しいです。
最後に「次回そうめんをするならどんなトッピングがいい?」と聞くと「ネギ」「オクラ」「ナス」など、それぞれがお気に入りの具材をあげてくれました。家庭での食卓の工夫も垣間見られ、楽しい話題になりました。次回の参考にさせていただきます😊今後も調理実習を通して、子ども達の「食」への関心をさらに育んでいきたいと思います。

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