◇(運動・感覚)…「水」を利用して色々な遊びをしよう!
ハグハグスターでは今回のテーマを〖実験〗で活動を進めました。
・サイホンの原理…水が入ったコップと空っぽのコップにストローをかけて水が移動する現象を実験しました。2つのコップに高低差をつけて行いました。成功した子もいれば上手くいかなかった子もいて、不思議そうな表情や嬉しそうな表情、悔しそうな表情と様々でした。
・ろ過の実験…コーラとかき氷シロップ(メロン味)を活性炭とコーヒーフィルターでろ過していきました。この実験は指導員が行っているのを見て楽しみました。結果、コーラは炭酸が少なくなり味が薄くなり(指導員が試飲しました)、かき氷シロップは色が濃くなりました。活性炭が黒いことからそこにコーラを入れて大丈夫なのかと心配そうな子どもたちでしたが、かき氷シロップの色が濃くなったことに驚いていました。
・ペットボトルに水を入れ、キャップを占めて下の方に穴を開けて温めたらどうなるのか…ドライヤーで温めると、なんと穴から水が流れなくなり「なんで~?」と思わず大きな声が出てしまう子どもたち。その反応がとても可愛らしかったです。
他にも実験や掴める水で遊んだりと盛りだくさんの活動でした。
◇(認知・行動)…ストローキューブを作り、空間認識能力、思考力、発想力を養おう!
はじめに紙ストロー12本にペンで色を塗っていきました。ストローが黄土色をしていたため塗り終わった色が思っていた色と違う事にびっくりしている子がいました。
次に平ゴムに紙ストローを通していき四角形を作りました。通したストローが抜けていかないように止めていたはずが抜けていってしまったり、思うように結べなくてもどかしい気持ちになったりと子どもたちの表情に疲れが見えていきました。
指導員と一緒に完成させると表情は一気に明るくなり、完成したストローキューブで指定された形を作ってみたり、オリジナルな形にチャレンジしたりととても楽しそうでした。
作る時の苦労はなかったかのように明るく楽しそうな表情や声に指導員一同も安堵しました。
◇(制作活動)…プラ板で風鈴を作ろう!
ハグハグスターの風鈴のテーマは〖スイカ〗という事でスイカの風鈴を作っていきました。
はじめにプラ板に描きたい絵を決めて印刷し、なぞり絵をしていきました。細かい絵を選ぶと大変だよ、、、と声をかけてもらって「あ、そっか。じゃあこっちにする!」「え?大丈夫やに?楽勝~」など様々な反応でしたが、選んだ絵をしっかりと自分自身で書き切ることができました。
次に、細長く切ってある緑色の画用紙に黒のペンでスイカの模様を描いていきました。個性豊かな模様が出来上がると厚紙で作った輪っかにバランスよく画用紙の端を貼っていきます。残った反対側の端をてっぺんで重ねて貼り付けました。そうすると丸いスイカの形が完成です。バランスよくきれいなアーチを描きながら貼り付けることに苦戦しながらも、それぞれが諦めることなく最後までやり切ることができていました。
スイカに紐をとおしてビーズやストローを使って紐が抜けないように止めてから、鈴とプラ板を結んで完成です。完成したブラバンを揺らして音色を楽しんでいる子どもたちは達成感を味わっているかのような素敵な表情でした。