◇(運動・感覚)…鉄棒、トランポリンを用いてバランス感覚や体幹を鍛えよう！
体を動かすことが大好きな子どもたちは、サーキットトレーニング風に並べられた道具の中に矢印や紙コップがあることで新鮮さを感じている様子で活動の内容の説明をキラキラした表情で聞いていました。
トランポリンは１０回数えて次のところに移動してね。との説明も分かってはいるのですが、もっと飛びたい気持ちからあえて数え方を間違えて、回数多く飛ぶ微笑ましい姿がありました。順番が待ちきれず「次は誰～？」と１人終わるごとに声が聞こえてきました。
鉄棒は時間を決めて好きな鉄棒の技に取り組めたので、こうもり・前回り・豚の丸焼きなど思い思いの技を楽しんでいました。苦手意識を持っている子も友だちの応援に後押ししてもらってチャレンジすることができていましたよ。
◇(認知・行動)…ビジョントレーニングで認知能力を高めよう！
「ビジョントレーニングって何なん？」と質問してくれる子どもたち。
「へ～そうなんや…」と反応はいまいちでしたが、いざ活動が始まると体を前のめりにして意欲的に参加してくれていました。
まずは紙コップにボールを入れてシャッフルしボールが入っている紙コップを当てるゲームをし、次にボールが入っていない紙コップを当てていきました。しっかりと集中して紙コップを目で追って半分くらいの子は正解することができていました。
次に転がってくるカラーボールをプラコップでキャッチするゲームをしました。次から次へと転がってくるボールを目で追いながらキャッチし終わったボールを横に流すという同時進行にあたふたしながら楽しそうに取り組んでいました。
最後に、２レーンある床に立ち転がってくるボールと反対側にジャンプするゲームをしました。テンポよく交互に転がってきていたのが、急に同じレーンに転がってくるとジャンプしなくていいのにジャンプしてしまったり、足を開いて足の間にボールが転がってしまったりすると「あ～！！」「やばっ。間違えた～」など楽しい笑い声が聞こえる中活動が進んでいきました。
活動時間外に余った時間があったのでプロジェクターをつけてアハ体験をしました。画像のどこかが変化していくのを探すのですが「え～どこかわからん」と焦る声や「分かった！分かった！あ～スッキリした」と様々な聞こえてきましたよ。
◇(人間関係・社会性)…みんなで協力してレクリエーションゲームをしよう！
今回のレクリエーションゲームは何をするのかな？とワクワクしている子どもたち。
あれかな？これかな？と想像を膨らませながら宿題に取り組んでいました。
まずは『ネコとネズミ』というゲームをしました。手を繋いで円を作ったネコ役の子どもたちの真ん中にネズミ役の子ども１人がその輪の中から逃げるというゲームです。ネズミをやりたい子がたくさんいたので順番に楽しみました。どこの隙間から逃げるか、どう動いたら逃げれないかとネコとネズミの心理戦を楽しみました。
次に震源地は誰だ？ゲームをしました。当てる人と震源地になる人を１人ずつ決め、その他の子は震源地の子の動きを真似して動きます。当てる人は誰が震源地の子かを当てるゲームです。当てる人が自分を見ているタイミングで震源地の子が動きを変えてしまうとすぐに当てられてしまうのでタイミングが難しく悪戦苦闘。当てる子の洞察力もすごくあっという間に当てられてしまっていましたが楽しそうに思い思いの動きをして楽しんでいましたよ。
最後に２人１組を作って風船をパスしていきました。決められた場所から動かなくていいように相手のことを考えてパスする必要があるのですが、プールスティックを使ったことで気持ちが高ぶり野球の選手の様に振りかぶってみたり、叩き返すことに楽しみを見出してしまったりする子もいました。ペアによっては何度かパスをしていくうちにコツを掴んで100回以上落とさず動かずパスを出し合う事が出来ているペアもいましたよ。
