◇人間関係・社会性…地域の防犯や交通安全を学びに警察署見学へ行こう!
夏休み最後のビッグイベントです。鈴鹿市警察署へ見学に行きました。
初めに、交通安全教室がありました。「アラジン」のキャラクターをモチーフにした分かりやすいビデオで交通ルールを学んだあと、道路標識を使ったビンゴをしました。警察署の方が道路標識を一つ一つ丁寧に解説してくださるのを、子ども達は一生懸命に耳を傾けていました。ビンゴが始まれば、子ども達は配られた道路標識ビンゴシートを見て「これ知ってる!」「これ、あれやんな?」と子ども達同士で楽しむ場面もあったりする様子をみて、警察署の職員さんも、「よく知っているねぇ!」と、感心してくださっていました。
その後は、パトカーに乗せてもらうという、貴重な体験をさせてくださりました。なんと運転席にまで乗せてくださり、運転席に座った子はとても嬉しそうな様子でした。中には緊張してしまったのか、乗ったはいいものの表情がこわばっている子もいたりしました。逆に高学年の子ども達は「将来は運転席側に乗ってな?」と、冗談を友達と言い合ったりなどして楽しむ余裕があったようでした。
このほかにも、実際に警察官の方が着ている防刃チョッキを着させてもらったり、迷子のペットを保護するときに使用するケージを見て、「これは何ですか?」と警察官の方に質問をする子がいたりと、他ではできないような貴重な体験をさせて頂きました。
最後に、事前に準備していた警察署の方々へのお手紙を渡しました。子どもたちなりに文章を考え、「いつもおつかれさまです」「ありがとうございます」といったように、感謝の言葉を書いたりしていました。受け取った警察官の方も、「ありがとう!」と、笑顔で受け取ってくださりました。
お世話になった鈴鹿市警察署の皆様、この度は誠にありがとうございました。
◇制作活動…保冷剤で消臭剤(アクアリウム風)を作ろう!
保冷剤を使った工作を行いました。見た目にも綺麗且つ、消臭剤としての働きも併せ持つ、おもしろい工作です。
とは言っても、作り方には複雑な工程はなく、保冷材の中身を出して着色したりビーズや貝殻を入れたりして見た目に花を添えれば完成です。単純な作り方な分、出来栄えにはその子のセンスが光ります。
保冷剤に絵の具を少しづつ垂らして丁寧に着色する子もいれば、豪快に絵の具を入れて色の変化を楽しむ子もいたりと、色の付け方も様々でした。「色変になった!」「見て!めっちゃ綺麗になった~」と、リアクションも様々でした。また、丁寧に作る子の中には、上下で色が違う層が出来ており、美しい仕上がりになっていました。加えて、ビーズを入れると混ぜているときの感触が変わり、じゃらじゃらとする感覚を楽しむ子がたくさんおり、「もっとビーズ入れたい!」と、制作を楽しんでくれていました。「聞いて~」と近くの指導員や友達を呼び、音を鳴らして聞かせている子もいたりしました。
工程は少なくとも、作った子ども達によって見た目の全然違う、綺麗で楽し気な消臭剤がたくさんできました。
◇健康・生活…おにぎりを握ってランチプレートを作ろう!
調理実習の活動の中でも、子ども達に特に人気なのがこのランチプレート作りです。おにぎり以外にも、様々なおかずをみんなで料理しました。
今回おかずとして調理したのは、ポテトサラダ、卵焼き、たこさんウィンナー、ハンバーグ、枝豆の5つです。
最も調理工程が多かったのはポテトサラダです。ジャガイモの皮を剥く→皮を剥いたジャガイモ、ベーコン、きゅうりを切る→ジャガイモを茹でてマッシャーで潰す→具材を混ぜ味付けをして完成!と、中々の道のりでしたが、調理実習に慣れている高学年に皮むきや包丁での作業を担当してもらい、まだ慣れていない低学年の子ども達には切りやすいベーコンを切る作業やマッシャーで潰す作業を行ってもらいました。スカイの調理実習で初めて包丁を扱う子もいましたが、指導員の補助の下、丁寧にベーコンを切ってくれていました。高学年や慣れている子たちが「そこ、持って。」と、やさしく声を掛けて教えてくれたりする様子もありました。
卵焼きも難しそうに思われますが、スカイの子ども達は卵焼き作りがとても得意なのです。慣れた手つきで卵を割り入れ、それはそれはとても器用に卵を巻いてくれていました。焼き加減まで絶妙で、綺麗な焼き色が付いていました。
たこさんウィンナーは、包丁ではなく調理ばさみで作りました。さっさっさと切り込みを入れていくだけでなく、切り込みがちゃんと入っているのかを確認し、入ってなければ改めて切り込みを入れなおすなど、作業の丁寧さが光っていました。その後の炒める作業も、ホットプレートを使い、焦げないように箸で楽しそうにウィンナーを転がしていました。
ハンバーグと枝豆は、時間の関係もあり、流水による解凍と電子レンジによる加熱という簡単な作業でしたが、調理実習に慣れていない子ども達は、「僕らに任せて!」と、意気揚々と行ってくれていました。
最後に、全員が自分のおにぎりを握りました。調理が得意な子を監督役に添え、ご飯の量やふりかけの味・のりを巻くかどうかを自分で決めながら握っていきました。綺麗な三角形に成形する子もいれば丸っこくする子、小さめのおにぎりを二つ作る子など、握り方にも子ども達らしさが溢れていました。中には、「○○のおにぎり、でっか!」と、周りのおにぎりを見て感想を言ったりする子もいました。
本日の調理実習も子ども達からたくさんの「おいしい!」を頂きました!