◇制作活動…サンタクロースとトナカイの飾り付けを作ろう!
来週土曜日のクリスマス会に向けた準備が本格的に始まります。この日は紙コップを使い、サンタクロースとトナカイの飾り付けを作りました。
「サンタとトナカイ、どっちでも好きな方を作っていいよ。」と話すと、子ども達はイメージの沸きやすいサンタクロースから先に作りだしました。赤い帽子・白い髭の大きな2つの特徴を抑えつつ、作る子ども達によって見事なまでに個性を出してくれていました。頭の白髪も綿で表現したり、眼鏡をかけさせたり、画用紙で色々なものを作って付けたりして、かわいらしいサンタクロース達がたくさんできました。一部の子は「ブラックサンタ作りたい」と言い、黒いサンタさんも何人かできました。これはこれで個性があり、おもしろい仕上がりになりました。
サンタがたくさん出来た後、トナカイも紙コップで作ってもらいました。本物のトナカイを見る機会なんて大人でも滅多にありません。子ども達も、絵本やイラストでのイメージを頼りに作ってくれました。「真っ赤なお鼻」「角が生えている」というイメージはハッキリ持っているようで、作ってくれたトナカイには、特徴的な赤い鼻と、立派な角が生えていました。また、「首元にベルが付いている」というイメージが子どもたちの中にもあったようで、どのトナカイにもしっかりベルが付けられていました。
また、イメージしやすいクリスマスツリーを作ってくれた子もいました。紙コップを緑の画用紙や折り紙で彩り、スパンコールや切り紙で更に花を添えるなどして、綺麗なものが仕上がりました。
来週のクリスマス会が楽しみになるような、楽し気な雰囲気にスカイの室内が包まれました。
◇音楽療育…クリスマス会に向けて『クリスマスの曲』を歌や楽器で奏でよう!
これも、次週のクリスマス会に向けての活動となります。前回のリトミックと同様、「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」の2曲を練習しました。
前回の活動同様、まずは手拍子を使ってリズムを取る練習をしました。曲の途中でどちらの曲も拍が変わるので、その切り替わる部分の練習を主にしました。約2週間も期間が空いていたので、覚えていない子も多いかと思われましたが、流石は若い記憶力。殆どの子がしっかりと覚えてくれており、手拍子はばっちりでした。
楽器は、前回も使った鈴に加え、タンバリンや紙コップで作ったマラカスなどを使ってリズム打ちをしました。自ら音を鳴らしながら歌を歌うことがやはり楽しいようで、上手にリズムを取りながら、楽し気に取り組んでくれていました、特に、打楽器の変わりとして準備しておいた空き箱は人気で、叩いて音を鳴らすのがとても子ども達に好評でした。
後半になるにつれて、リズム打ちにも慣れてくると、楽器の音にも自信がみなぎり、リズムよく楽し気な演奏をすることが出来るようになっていました。クリスマス会が待ち遠しいです!
◇調理実習…みんなでクッキーを作って、おやつに食べよう!
久しぶりの調理実習です。この日の活動がクッキー作りだと知った子どもたちの何人かは、お家からクッキーの型を持って来てくれたりしました。ご協力ありがとうございました。
まず初めに、生地作りから行いました。クッキーの素と水・卵黄・バターを練り合わせます。始めは緩くしたバターをスプーンで細かくし、ある程度細かくなったら残りの材料を入れて、手袋を付けてよくかき混ぜます。捏ねたりする作業は好きな子が多く、おいしくなるようにと願いを込め、一心不乱にこねくり回していました。
次に、成形です。各々が好きな形にクッキーを型取っていきます。お家から持参してきてくれたクッキーの型を使ったり、友達から借りたり、或いは自分で一から形を決めて作ったりと、子ども達の創意工夫が見られました。綺麗な正方形にしてみたり、型を使って恐竜のクッキーを作ったりと、子ども達らしくかわいらしいものばかりでした。
最後に、オーブンで焼き上げます。オーブンの前で焼き上がりをまだかまだかと心待ちにしている様子は、子ども達が作ったクッキー以上にかわいらしかったです。
焼きあがったクッキーは。おやつの時間にデコレーションの仕上げをしてから頂きました。チョコペンで顔や模様を描いたり、蜂蜜をかけたりして、更に美味しく仕上げました。とても幸せそうに食べてくれていました。