♢制作活動…かるたを作ってみんなでやってみよう!
ひらがな50音が書かれたくじを引き、引いたひらがなを頭文字にして、かるたの取り札、読み札を考えていきます。「『す』やから、水族館にする!」と、すぐ書き出す子もいれば、なかなか書き始められない子も…。絵本を参考にしても良いことを伝えると、絵本や図鑑を見ながら、文章を考え、絵を描いていきました。1組の札が完成すると「もっと作りたい」と意欲を見せていましたよ。作った札にラミネートをかけ、みんなでやってみました。自分が作った札が読まれると「それ、私が作ったやつや!」と喜んだり、友だちが作った札を引いた時は、じっと見ながら、「○○ちゃんの絵、上手やな~」と声をかけたりして、とても楽しくかるたをすることができました。
♢音楽療育…音をよく聞き音に合わせて体を動かしてリズム感覚を鍛えよう!
ハグハグの子どもたちが大好きな音楽療育です。まずは音符が書かれたカードを見て、リズム打ちをしました。「たん・た・た」と口ずさみながら、楽しく手拍子をしていましたよ。次に、指導員の手拍子を聞いて「♪♩ ♪」「♩♫」「♫♩」「♫♫」の4種類の音符がかかれたカードの中から正しいものを選びました。最初は難しそうにしていましたが、繰り返していくと、素早く正しいものを選べるようになりました。次は、「きらきら星」の曲に合わせて、リズム打ちをしました。「ドードーソーソー♪」と歌いながら手拍子をします。「(音符を)見る」「歌う」「手拍子をする」と複数のことを同時に行うため、とても集中していました。慣れてくると、「もっと早い(テンポ)のがしたい」と子どもたちからの声が上がり、少しずつテンポをあげていきました。最後は仲間集めゲーム。高音・低音を聞き分けて、指示された人数で集まります。今回はレベルを上げ、音の種類を増やしましたが、難なく正しい数を導き出すことができました。とても集中して、音を聞きながら、体を動かすことができました。
♢調理実習…お昼に焼うどんを作って、みんなで食べよう!
作り方の手順を確認し、しっかり手洗い・消毒をしてから作り始めました。まず、キャベツを包丁やキッチンバサミで切っていきます。「早く食べたい」という思いからか、少し焦って切ろうとする子を見て、「切るところをよく見極めて切るんだよ。焦らなくていいんだよ」と声をかける子がいました。「いつもお母さんに言われるんだ~」と言い、自分が覚えたことを友だちにも伝えていて、微笑ましく思いました。次に具材を炒めていきます。豚肉→キャベツ→もやし→うどんの順に、ホットプレートに入れていきます。ホットプレートからこぼさないように、慎重に炒めていきます。うどんもしっかりほぐしながら、炒めていましたよ。今回はソース味、しょうゆ味の二種類を作りました。どちらも「美味しい~」と食べていましたが、子どもたちにはソース味が人気のようでした。食べ終えてから、どんな具材が入っていたか、どんな手順が作ったかをプリントで確認しました。「これでお家でも作れる」「お母さんに教えてあげよ」と、喜んでいました。