◇制作活動①②…ハサミとのりなどを使って木の実を作りハグハグの木に飾ろう!
2日間にわたり制作活動を行いました。今回の制作は初日にドングリを、2日目に栗を制作しました。
初日のドングリは型紙を用意して太めのドングリと細めのドングリと子どもたちに選んでもらいながら進めました。色画用紙をドングリの形にハサミで切り取り、そこへスパンコールを貼ってアレンジしたり、直接絵を描いたりしました。中には自分が好きなキャラクターにアレンジしたりと子どもたちの発想も自由です。なかなか制作が進まない子も友だちが作っているのを見て「そんなんもありなんや」と参考にして進めることができました。自由な発想で出来上がったドングリはとてもユニークな作品になりました(*^-^*)
2日の栗は最初に栗の形の折り紙をしました。指導員のお手本を見ながら子どもたちも自分たちの力で折っていきます。次に栗に顔を描いていきます。そして紙皿の縁をハサミで切り形を整えていきます。紙皿にも自分たちが考えた色で塗ってもらいました。指導員の見本を参考に作る子もいれば全く違う色でアレンジする子もいれば栗の大きさを変えてみたりと…子どもたちの発想力が湧き出てきます。中には自分で想像しながら本物の栗に見立てて作る子、「ちっちゃい栗たくさん作りたい」と小さい栗をたくさん散りばめる子も。その様子を見て「僕も作ってみたい!」と刺激を受け、発想が拡がっていく姿はとても素敵ですね。子どもたちの個性と感性が発揮される制作になりました(*^^*)
この2日間で出来上がったたくさんの木の実がスカイの木や空を綺麗に彩ってくれました。ここ最近の制作活動によりスカイの秋景色はとても賑わっています。この豊かな空間での療育は指導員の気持ちも豊かにしてくれますね!
◇学習支援…数字合わせゲームをして、頭をフル回転しよう!
この活動は最初からチームごとに分かれ、チームのメンバーで協力し合い数字を合わせていくというやり方をしました。まず最初に指導員が言った数字を導き出す計算式を子どもたちに考えてもらいました。足しても引いても掛けても割ってもいいというルールでやりました。最初のお題は「8」です。単純に1+7などが出るかと思いきや足し算と引き算を合わせて数式を考えてくれるグループもありました。次のお題は「10」。他のグループの数式を参考にいろんな計算方法を考えます。低学年や計算が得意でない子も「これとこれを足すやんか…え~と…」と指を使ったりして考える姿が見られました。二桁の計算に挑戦してみたり足すと引くを混ぜたり、頭を使って考えてくれました。計算が得意な子になると大人でも考えてしまうような複雑な数の組み合わせを考えようと頭をフル回転させます。回数を重ねるごとに子どもたちもどんどんと計算式が湧いてきます。
後半は数字カルタをしました。チームのメンバーと競い合いながらずっとケラケラと笑っている楽しそうな顔にこちらも笑顔になりました。数字に対してちょっと苦手意識を持っている子でも楽しく活動ができました(*^-^*)
◇おでかけ…南部丘陵公園に出かけ、紅葉狩りをして四季を感じよう!
晴天が広がる気持ちの良い秋空の下、南部丘陵公園までお出かけをしてきました。この日の療育は紅葉狩りと運動です。
お出かけ前には約束事とルールの確認をしました。子どもたちからは積極的に意見が出ました。「小さい子がいたら譲ってあげる」「物を投げない」「決められたところで遊ぶ」などなど…
公園に到着するとまずはランチタイム。みんなで青空の下でお弁当を食べました。みんなと一緒に外で食べるランチにはやはり子どもたちも嬉しそうないい笑顔を見せてくれますね。
ランチを終えると紅葉狩りをしました。ドングリを中心に拾っていきます。「あ~ここにも落ちとるよ」や「この赤い葉っぱは焼き芋。笑」など楽しそうに取り組んでくれました。中にはドングリの中に虫がいるかどうかの見分け方を知っていてそれを友達に教えてくれる子もいました。
紅葉狩りを終えると次は遊具やボール遊びをしました。子どもたち元気いっぱいに体を動かします。そして恒例の鬼ごっこへと移ります。途中から同じハグハグのグループの子も交えて鬼ごっことドッヂボールをしました。こういった施設間を越えた交流ができるのも魅力のひとつです。
帰りの車の中ではウトウト…思いっきり体を動かした後はやはり眠くなりますね笑
今日紅葉狩りをしたドングリや落ち葉などは今後の制作にも活用します。また子どもたちの個性や感性を存分に発揮してくれることでしょう♪